その知らせを聞いたのは、昨日の夜のニュースでした。


最初は、何を言っているのか、理解するのに時間がかかりました。
しばらく時が経っても、「冗談ではないのか」という思いが、頭の中を回っていました。
そのまましばらくの間、呆然としていました。


今朝、目を覚まして、ニュース番組を見て、ようやく「冗談ではない」と理解できました。
しばらく、泣きました。
心にぽっかりと穴が開いてしまったような気分になり、今日一日、何もかも上の空でした。


この方が残した功績は、言葉で言い表すのは不十分なほど、偉大です。
自分が語るのは、おこがましい事のような気もします。


それでも、自分はこの方の功績に、精一杯の敬意を表したい気持ちで一杯です。


この方が、生涯をかけて野球に注ぎ続けた熱意を、決して忘れません。
この方が、生命を削って、自らの人生という試合を、ゲームセットまで全力で戦い抜いた姿を、決して忘れません。






仰木彬さんのご冥福を、心からお祈りします。
本当に、お疲れ様でした。